ブランド人になる
先月読み終わっていた本なのですが、なかなかブログを更新できず、
本日感想文を載せます。
王様のブランチのブックランキング一位だったので気になって買ってしまった。
「ブランド人になれ」
内容
リクルートやライブドア、ZOZOなどイケイケの会社で働いてきたスーパーサラリーマンを名乗る田端さんが会社員として働きながらどのように自分自身のブランド価値を高めていくかを綴った本。
感想
会社は上手く利用する
個人の時代=独立や起業、フリーランスになる本はたくさんあるが、この本は会社に身を置きながら以下に自分の市場価値を上げていくかが書かれていて会社員には共感が出来る部分も多い。実際に起業やフリーランスになるよりもすぐに実践できる部分が多かった。
特に共感ができた部分は20章の「会社は幻想だ!」
「会社なんてただの共同幻想だ」「会社はオレの為に存在する便利なインフラだ」 」「会社のもつ便利な機能を思いきり使い切ってやる」このように発想転換すれば、会社員としての君の生き方はガラリと一変する。
確かに、会社の研修制度というのはフルに使うべきだなと最近痛感している。給料を貰いながら教えてもらうことが出来るなんてとても良い話なんだな。
会社員=使われている人みたいな印象が在るが、上手く会社を利用すれば、起業することばかりにこだわる必要は無いのかもしれない。ただし、何も考えずにただただ与えられた仕事を実施しているだけでは会社員はただただ時間を消費しているだけになってしまう。そのことは肝に命じよう。
何事もやってみる。年齢は関係ない
カーネル•サンダースは49歳のときにケンタッキーフライドチキンを始めた。伊能忠敬は50歳を過ぎてから天文と地理の勉強を始め55歳を過ぎて初めて、測量の旅に出発し、誰も見たことがないような正確な日本地図を作った。
年齢で挑戦を諦めるのはただの言い訳だ。新しいテクノロジーが使いこなせないのを年齢のせいにする人が多いけどあんなのただの言い訳なんだ。いくつになっても勉強と挑戦は忘れないようにしよう。
まとめ
全体的に言いたいことはホリエモンとかの本と一緒だし、内容もそんなにないけど、
独立やフリーランスがもてはやされる世の中で、会社員としてブランド価値を上げ世の中に認知される人間にもなれるのだという会社員にとっては希望の本なのかなと思う。
すぐに読み終わるし、全体的に言葉が強いので少しやる気がなくなったときなどモチベーションを上げるのには最適の本。