LIFE REPORT

学んだこと、感じたことを綴っていきます。

それでも人生は続いていく。

芸人って仕事は結構馬鹿にされることも多くって、とかく尊敬される仕事では一般的にないけど、正直最近の芸人さんは自頭が相当良くないと生き残れないと思っている。だから、テレビで長く活躍されている芸人さんて本当にすごいなって思う。

そして、ずっと活躍できない芸人さん、一発屋の人は世間から嘲笑を受けるし、芸人になる道は本当にリスクが高い。。

 

私が中学生から高校生くらいにかけての時期って、ネタ見せ番組みたいなのが豊富で、たくさんの芸人さんたちが出ては消え出ては消えを繰り返していて、それは今も同じ。芸人さんたちは大量生産大量廃棄されて可哀そうだって勝手に思ってたけど、この本を読み一発屋芸人さんたちの生き方と自分の人生を重ね合わせて、勝手に抱いていたイメージが少し変わりました。

 

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あらすじ

ルネッサーンス!」でおなじみ、一発屋の芸人髭男爵、山田ルイ53世が、自分と同じ世間一般では「一発屋」と言われた人々の今に焦点を挙げて書かれた一冊。彼らの輝かしい時代は一端終わりを告げたけど、それでもなお彼らの人生は続き、その中で賢明に人生を模索している姿が描かれている。

 

感想

昔の私は誰もが憧れる学校に入って、誰もからすごいと呼ばれる会社で働くことが人間のかとだと思ってた。

素敵な洋服をきて、いいところでご飯を食べて、都内のお洒落な家に住むことばかりを望んでいた。

でも、最近そんなことに意味はないように感じるようになった。それよりも本当に自分がやりたいことを命がけでやることのが価値があるんじゃないかって。

芸人の人って色々いるけど、

自分の仕事がなんだかんだで好きなんだろうなってこの本を読んで思った。たとえ人から酷いことを言われても、お金にならなくても「笑い」があれば生きていけるみたいなものがあるって羨ましい。

一発屋という響きはあまり良くないけど、

世の中の人間のほとんどが一発も打ち上がらないうちに人生を終えているのだから

一発屋の彼らの人生は賞賛されるべきなんだと思う。

 

私も何か一発くらい人生で打ち上げれたらいいなー。