LIFE REPORT

学んだこと、感じたことを綴っていきます。

セサミストリートの新キャラに考えさせられる。

YOUTUBEを観ていたらセサミストリート

新しいキャラクターについてのビデオがUPされていた。

 

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名前はジュリア、ちなみに自閉症の設定。

調べてみたら昨年から登場しているらしく、全然新しい情報ではないが

私は今日初めて知って、なんだか考えてしまった。

 

セサミストリートって日本で言うニコニコぷんみたいな番組のイメージで、

キャラクターが寸劇して歌とか踊りを教えるみたいな番組だと思ってたけど、

ホームページを観てみたら,番組の目的が素晴らしかった。

セサミストリート」は、「子どもは社会全体の宝」「子どもたちの可能性がすべてに優先する」という理想のもと、子育て支援や教育に関する啓発・意識改革を行っていくことを目的に、米国でつくられた子ども向け教育番組です。

セサミストリートとは? | セサミって? | セサミストリート

まさにジュリアちゃんの登場は意識改革だなと思う。

ジュリアちゃん登場はこんな感じ。

www.youtube.com

 ビッグバードがガチで戸惑ってるのがなんだかリアルでいい。

今までのお友達は自分の想像内でしか行動しなかったけど、

ジュリアは全然違うことで、どう接したら良いか分からない感じ。

ビッグバードはこころ優しいから自分がジュリアに嫌われて入るんじゃないか、

何か嫌なことをしてしまったのではないか悩んでしまう。

でも、大人のアランがジュリアのことをしっかりと説明して、

どう接したら良いか教えて上げられている。

だからビッグバードもジュリアを理解しようと出来るんだな。

もし、ジュリアの症状を説明できる人がいなかったら、

ビッグバードは傷ついたままになっちゃうし、嫌いになっちゃうね。

 

小学生の時に、3つ上の学年に自閉症の生徒がいて学校中の有名人だった。

それは決して良い意味じゃなくって、どちらかというの気味悪がれてたし、

馬鹿にされてる感じだった。

ある日同級生のイケイケ男子みたいなのに

学校の池のタニシを食べさせられてたらしく、かなり問題になってた。

私の姉が同じ学年だったから、

親あてに連絡網てきなのが回ってきたのを未だに覚えている。

 

今思えばあってはいけないことだと理解出来るし、

当時もさすがにひどいと思ってたけど

小学生のころは私も正直、気味悪がってたのは事実。

そして、周りの大人もそういう生徒との接し方について説明してくれる人は

いなかったように思うし、子供の差別を取り除こうともしていなかったように思う。

 

子供は大人以上に残酷なので、ちょっとした異質ものにたいして拒否反応を起こすし、

攻撃してしまうんだと思う。だからこそ、小さいうちからこういう意識を改革させたり

大人に対してもどうやって接すれば良いかを学ばせる機会を提供している

今回のキャラクター登場は素敵だなと思う。

 

ジュリア登場のストーリーブックの著者の人はこんなことを言ってます。

 “if you’ve met one person with autism, you’ve met one person with autism.” So what’s the most important thing for people to know? We’re all different in some way or another—that’s what makes the world an interesting place. And equally, all of us in our own way are amazing!

自閉症の方とあった時、

どんな大切なことをその経験が教えてくれると思いますか?

それは私たちはみんな違うということ。

だからこそ世界は面白いということ。

そして平等に私たちは素晴らしいということです!

 

みんな違ってみんないいと、みんなが思える世界ならば

きっともっと平和な世界になれるんだろうな。

セサミストリートみたいには世界は進まないけど、

多様性が認められる世界になるように、私にもできることがあればと思う。