はぁちゅう 社会の「こうあるべき」から脱却するには
“はぁちゅう”
彼女の名前は知っていたけれど、あまり何をしているかは知らなかった。
慶応卒の新卒で電通というキラキラキャリアで、
たまに過激発言してネットで炎上している人みたいなイメージ。
「「自分」を仕事にする生き方」
本屋さんでたまたま見つけて読んでみて、
彼女がどういう人で、何を目指しているか知ることができました。
そして、共感できたり、参考になる部分も多かった一冊です。
社会のレールから外れ、自分の生き方を貫いている人は憧れますが、
そこで結果を出している人の経歴をみると、所謂「天才」みたいな人が多いです。
言っていることに共感はできるし、
出来れば自分もそうしたい。
でも、やっぱりこの人と自分は違うなー見たいに思ってしまう。
でも、この本の作者“はぁちゅう”はわりと普通の感覚に近い。
作家という夢を持ちながら、
そんな夢を語ったら恥ずかしいと思って隠していた時代。
社会人時代の上司のパワハラから苦しんでいた時代。
少し有名になってからアンチができて傷ついてる感じ。
社会の「こうあるべき論」と葛藤し、戦って、
勇気と行動力で自分の人生を切り開いてきた一人なのだということが
この本を読んでわかり、とても共感が持てました。
本の中にこんな一説がありました。
夢を聞かれた時に叶いそうな夢を言うなら常識人だし、
逆に叶いそうもない夢を言う人は、ちょっと常識がないよね••••••
そんな空気があったのではないでしょうか。
私自身そうでした。
本当はテレビにでてるタレントさんになりたかったけど、
そんなこと言うのがなんだか恥ずかしくって言えませんでした。
なんで恥ずかしいのか、
なんだか社会の見えないレール見たいなモノが
夢をどうどうと言えない社会を作っていると思います。
私自身、そういう空気を変えられる仕事がしたいと思い今の会社にいます。
(まだ、全然なにも出来てませんが。。。涙)
発言やルックスなどからアンチはぁちゅうも多いのも分かりますが、
これからの社会を作っていく同世代のエースの1人として、
私は応援したいと思います。